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電子印鑑も認印と実印を使い分けよう

ハンコレス

印鑑の特徴

書体

印鑑に使われる書体は主に7種類の書体があります。

特に歴史が古いのは5種類

  • 漢字の基本は篆書体(てんしょたい)
  • 篆書体をシンプルにしたものが隷書体(れいしょたい)
  • 隷書体を一画一画書いたものが楷書体(かいしょたい)
    かなり崩したものが草書体(そうしょたい)
  • 楷書体を少し崩したものが行書体(ぎょうしょたい)

日本で生まれたのは2種類

  • 隷書体をもとに丸みを加えたものが古印体(こいんたい)
  • 戦後、篆書体をもとに吉相と組み合わせて開発されたものが印相体(いんそうたい)

サイズ

印鑑の基本サイズは1.5mm刻みで6種類あります。

10.5mm,12.0mm,13.5mm,15.0mm,16.5mm,18.0mm

男女の違いや印鑑の種類によって異なるサイズが推奨されますが、できるだけ共通化して考えると次のサイズがおすすめです。

  • 16.5mm・・・実印(男性)
  • 15.0mm・・・銀行印(男性)、実印/銀行印(女性)
  • 12.0mm・・・認印(男性)、認印(女性)

男性はそれぞれの印鑑で文字配置が異なるので実印(16.5mm)・銀行印(15.0mm)・認印(12.0mm)の3本、
女性は実印と銀行印の文字配列が同じなので実印/銀行印(15.0mm)・認印(12.0mm)の2本保有することが多いようです。

「認印」と「実印」は用途が違う

印鑑には認印の使い方と実印の使い方があります。その違いを簡単に説明します。

認印

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「認印」は自分を証明するためのツールではありません。確認の履歴を残すために使われます。言葉で表現すると「いいよ。オッケー!」くらいの軽い使い方です。読みやすい書体で表示された「姓」の印鑑で、シャチハタがよく使われます。「印影」は重視しません。

実印

一方「実印」は自分を証明するために使われます。読みにくい書体で作られた「姓・名」もしくは「名」の印鑑で、象牙や水牛などの素材で作られます。外枠と文字の接点数で吉凶を調整する開運吉相印鑑など、他人と被らないものを作ることもあります。「印影」を重視します。銀行印もこちらの使い方になります。

電子印鑑も「認印」「実印」に分類

印鑑に「認印」と「実印」があるように、ペーパーレスで使用する「電子印鑑」も使い分けましょう。それぞれ「電子認印」「電子実印」と呼ぶと分かりやすいです。

電子認印

「電子認印」は認印と同様に単なる確認用です。PDFで「電子認印」を押すときは「注釈」ツールの「スタンプ」を使用します。無料の「Acrobat Reader」でも利用できます。

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電子実印

「電子実印」は実印と同じで自分の証明用です。改ざん防止・法的効力のために「電子署名」が必要になります。印影の裏にあるチェックマークは電子署名されている証拠になります。

PDFで「電子実印」を押すときは「証明書」ツールの「電子署名」を使用します。マイナンバーカードの「電子証明書」を使用する場合は「Acrobat Pro 無料体験版」を利用する必要があります。

ちなみに「印影」は複製が容易なので証明手段になりません。印鑑登録している「実印」をスキャンして「電子実印」の画像として使うのは意味がなく危険なのでやめておきましょう。

「脱ハンコ」マイナンバーカードで電子実印(完全版)テレワーク推進によりハンコを押す作業は「紙」から「電子ファイル」に代わりつつあります。これからのペーパーレス社会のために自分の実印(電子印鑑)を持っておきましょう。例えば電子定款で利用すれば印紙代4万円を節約することが可能です。...

本人を証明する方法

「実印」や「電子実印」は捏造できない方法で証明される必要があります。

「印鑑証明書」で「実印」を証明する

「実印」で重要なのは「印影」です。印影は「印鑑証明書」を使って証明されます。個人の印鑑証明書は役所に登録されています。

「電子証明書」で「電子署名」を証明する

参照:公的個人認証サービスによる電子証明書 総務省

「電子実印」で重要なのは「検証」です。検証は「電子証明書」を使って証明されます。個人の電子証明書はマイナンバーカードに登録されています。マイナンバーカードには「署名用」と「利用者証明用」2種類の電子証明書がありますが、「署名用 電子証明書」の方を使用します。

電子署名の有料サービス

法人で使う電子印鑑に偽造防止や法的効力を求めるならやはり有料サービス。「電子署名法」を満たす契約書として有効です。

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